伊豆半島の中から、中伊豆エリア(伊豆の地図上の中央)の桜スポットの一覧です。
中伊豆は新幹線や電車のほか、高速道路と自動車専用道道などにより首都圏からの車でのアクセスも非常に良いエリアです。
桜スポットとしては、伊豆半島の真ん中に位置するため中伊豆から他の桜スポットへハシゴするにも、逆に他の桜スポットから移動してくるのにも都合の良いエリアになります。
(主に例年や調査時の内容です。最新情報や詳細は、公式や観光協会WEBなどでご確認ください。また、本ページには観光協会などへのリンク、じゃらんnetや楽天トラベルへの広告リンクが含まれています)
《 五十音順 》
天城さくらの里の桜
中伊豆エリア / 伊豆市湯ヶ島305
天城さくらの里公園は、伊豆市湯ヶ島(天城湯ヶ島)の小高い丘にある山間の公園です。
(名前が似ていますが、伊豆高原・大室山の麓にある「さくらの里」とは「別の桜スポット」です。ご注意ください)
小高い丘に遊歩道があり、公園内には「河津桜・ソメイヨシノ・修善寺寒桜・大寒桜・寒緋桜・豆桜・八重桜」など、いくつかの多彩な桜が植栽されているようです。
例年、早ければ、1月下旬頃から早咲きの桜を楽しむことができ、その後も2~3月頃にかけて別の早咲き桜が咲き始めます。
特に濃いピンク色の早咲き桜は、青空によく映えるピンクがとても綺麗で、さらに遊歩道の斜面に植えられているため下からも上からも桜を眺めることができます。
例年3月下旬~4月上旬頃にはソメイヨシノも見頃を迎えます。
あまり知られていない桜スポットのため、特に早咲きの桜の時期は山間の静かな公園内でゆったりと桜を楽しむことができます。
江間川の桜
中伊豆エリア / 伊豆の国市北江間
江間川沿いには、河津桜とソメイヨシノが合わせて約200本ほど植えられています。
例年、河津桜は2月中旬~3月上旬頃、ソメイヨシノは3月下旬~4月上旬頃に見頃を迎え、小川に覆いかぶさるように咲くソメイヨシノの並木を楽しむことができます。
中伊豆エリアでよく使われる伊豆中央道の江間ICからは車で約3分ほど、伊豆長岡温泉からでも車で約10分ほどと、立ち寄りやすい位置にあります。
特に、江間川はJAふじ伊豆 江間いちご狩りセンターのすぐ北側を流れている川のため、いちご狩りの観光と併せて楽しめるのも、おすすめポイントです。
柏谷公園の桜
中伊豆エリア / 田方郡函南町柏谷676-1
柏谷公園は伊豆半島中央の入り口にあたる函南町にある公園で、春には桜スポットとしても知られています。
芝生の広場や柏谷横穴群などもあり、桜の見頃時期になるとシートを広げた花見客が桜を楽しんでいます。
柏谷公園がある函南町は伊豆半島の北側にあたり、伊豆長岡温泉の近く、沼津方面からは修善寺・中伊豆・天城湯ヶ島に向かう途中、熱海からは山を隔てて隣町に位置しています。
狩野川さくら公園
中伊豆エリア / 伊豆の国市寺家13付近
中伊豆エリア(伊豆の国市内)の桜スポットとしてお花見客に人気の「狩野川さくら公園」です。
狩野川さくら公園では、狩野川の堤防沿い約450mに約100本ほどのソメイヨシノが立ち並んでいます。
狩野川さくら公園は狩野川沿いの土手を散策できるように整備された広場のような河川敷公園になっています。
市内でも有名な桜スポットで、桜が見頃を迎える時期にはレジャーシートを広げてゆっくりと花見を楽しむ花見客で賑わいをみせています。
伊豆長岡温泉はもちろんのこと、伊豆旅行の際に利用することの多い伊豆中央道からも立ち寄りやすい位置にあって、それほど広くはありませんが駐車場もあり、天気が良い日には富士山を見ることもできます。
(※平成26年/2014年の春までは例年夜桜のライトアップも行われ、樹齢40年を超える大きな桜並木が夜空に浮かび上がる姿が綺麗でした。本年および今後のライトアップ予定等につきましては、主催者情報や関連サイトなどで最新案内をご確認ください)
かんなみの桜
中伊豆エリア / 田方郡函南町畑毛
函南町の柿沢川沿いに約400本の河津桜が咲く「かんなみの桜まつり」です。
河津桜は2001年に植栽され、堤防を歩きながら見下ろすような形で桜を眺めることができます。
柿沢川に架かる「新畑毛大橋・松の木橋・榎木橋」までの間を、約30~50分ほどで回れるコースになっています。
また、堤防に咲く菜の花の黄色も素晴らしく、河津桜と併せて鮮やかな早春を感じさせてくれる桜スポットです。
旧船原小のシダレ桜
中伊豆エリア / 伊豆市上船原449-1
旧船原小学校跡地(上船原公民館)にある枝垂れ桜です。
角度・見方・場所によってはほとんど一本桜のように見えますが、実際は大きな一本に他二本が寄り添うような形で「三本」が連なって咲いています。
その枝垂れた枝振りは見事で、横いっぱいに広がった勢いあるシダレ桜は迫力満点です。周辺の中伊豆エリアに限らず、伊豆半島全体の中でもトップクラスの迫力と見応えがある枝垂れ桜と言っても過言ではありません。
旧船原小跡地のしだれ桜の場所は、伊豆市修善寺・天城方面から国道136号線で船原峠(伊豆市土肥方面 / 土肥温泉方面)に向かう途中にあります。現在の上船原公民館(伊豆市上船原449-1)を目指します。
(ライトアップを行っている年もあります。本年や今後の予定など、詳細は未確認となりますので、主催者サイトや関連サイトなどでご確認ください)
源氏山公園の桜
中伊豆エリア / 伊豆の国市長岡1345-43
七福神めぐりなどで知られる伊豆長岡(伊豆の国市)の源氏山公園の桜です。伊豆長岡温泉街の中心部にある高さ約150mほどの小高い山(源氏山)が公園となっていて、散策コースも整備されています。
春になるとソメイヨシノなど約180本ほどの桜が源氏山を春色に染め、中伊豆の桜スポットとして知られています。
また、源頼政追幕の情を託してあやめ御前が植えたとされる「美女桜」の6代目があり、市の天然記念物にも指定されています。
源氏山公園への登り口は「いづみ荘・西琳寺・最明寺」付近のほか、山の東側にある「古奈もみじ公園(駐車場あり)」からも頂上に向かうことができ、頂上の桜スポットまで徒歩で約15分ほどになります。
道路は狭いですが、西側(いづみ荘さん側)から車で向かうことができ、頂上には数台の駐車場と伊豆長岡の温泉街を見渡せる展望台や広場などもあります。
なお、伊豆長岡の源氏山七福神めぐりは、所要時間約1時間30分で距離約4.5kmのコースとなっています。
修禅寺の桜
中伊豆エリア / 伊豆市修善寺
修禅寺は修善寺温泉の温泉街にあるお寺で、「修善寺寒桜」という早咲きの桜を見ることができます。
例年、河津桜が終わる2月下旬~3月中旬頃に見頃を迎え、淡紅色のとても綺麗な桜です。
修禅寺の境内には大木を含め約5本ほど、温泉街の遊歩道などにも数本ほどの修善寺寒桜が咲いていて、観光客が一足早い春の景色を楽しんでいます。
修善寺温泉の温泉街にあるため、お参りも含め、温泉旅行での立ち寄りには最適な桜スポットです。
(修善寺寒桜は修禅寺から車で約10分ほどのところにある「修善寺もみじ林」でも見ることができます)
城山さくらの桜
中伊豆エリア / 伊豆の国市神島
城山さくらは、城山の対岸にある狩野川堤防沿いに、早咲きで知られる「河津桜」が約140本ほど並んでいます。
一直線に並んだ桜の列が約400mほども続いていて、例年2月中旬~3月中旬頃の見頃時期には桜を楽しむ人が散歩がてらお花見を楽しんでいます。
普段はそれほど混雑していませんが、城山さくら祭りなどのイベントが行われている日は多くの人で賑わっています。
中伊豆エリアを通る旅行で使われることの多い「伊豆中央道」の「大仁南IC・大仁中央IC」からも近いため、旅行中の立ち寄りもしやすい場所にあります。
伊豆長岡温泉や修善寺温泉への旅行で河津町の河津桜まで足を延ばせない方でも、伊豆の国市にあるこの城山さくらで河津桜を楽しむことができます。
仁田さくら公園の桜
中伊豆エリア / 函南町仁田217
仁田さくら公園は、それほど規模は大きくありませんが、小道の両側に咲く桜並木が印象的な公園です。
周辺住民の憩いの場や子供たちの遊び場として親しまれている公園で、その名の通り約40本ほどのソメイヨシノがあります。
見頃時期の天気の良い日には、穏やかな木漏れ日の中でちょっとしたソメイヨシノの桜並木をゆったりと楽しむことができます。
住宅地と川の間にあり場所が少しわかりづらいですが、車なら国道136号線から少し東に行ったところ、伊豆箱根鉄道なら伊豆仁田駅から徒歩約5分のところにあり、電車でのアクセスも良好です。
法泉寺のしだれ桜
中伊豆エリア / 伊豆市本柿木331
伊豆市柿本(天城)にある法泉寺のしだれ桜です。静岡県の天然記念物(文化財)にも指定されている伊豆で有名な一本桜のひとつです。
この法泉寺のしだれ桜は、高さ20m、根回り2.7mの大きな桜です。
推定樹齢は350~400年と言われ、現在は樹勢が衰えてきたために枝の剪定や添え木などの保護対策が取られています。枝張りの迫力はあまり望めませんが、歴史を感じる感慨深い古木の一本桜です。
エドヒガンザクラとシダレザクラとの雑種であると言われ、例年の開花時期は春のお彼岸中日以降で他の桜よりも少しだけ早く、開花期間が若干長いのが特徴です。
法泉寺の境内には、古木の一本桜の他にも、数本のしだれ桜が植えられています。
もみじ林の桜
中伊豆エリア / 伊豆市修善寺
修善寺もみじ林(修善寺自然公園)は、秋には紅葉スポットとして知られている公園ですが、例年2月下旬~3月中旬頃にかけては「修善寺寒桜」という早咲きの桜を見ることができます。
一般的な早咲きの桜で知られている河津桜が終わる頃に見頃を迎え、淡紅色のとても綺麗な桜です。
公園内・駐車場付近・もみじ林から虹の郷へ向かう県道沿いなどに、約20~30本ほどの修善寺寒桜が咲いています。
木よって若干ですが「つぼみ~満開~散りはじめ」のタイミングが違うようで、遊歩道奥の一部は散りはじめが早く、入口側の方が満開が少し遅めのようです。
桜のあるエリアはそれほど広くはありませんが、桜スポットとしてはあまり知られていないため、紅葉の時のような混雑もなくゆったりと桜を楽しめます。
また、もみじ林の公園内には、ヤマザクラ・シダレザクラなどもあり、修善寺寒桜が終わった後でも桜を見ることができます。
(修善寺寒桜はもみじ林から車で約10分ほどのところにある「修禅寺」でも見ることができます)
来光川の桜
中伊豆エリア / 函南町仁田
函南町を流れる来光川にかかる仁田橋から上流側の堤防に咲く桜並木です。
函南小学校の裏、仁田橋と五反田橋の間が1周約770mの仁田さくらジョギングコースとして整備されており、その川沿いにソメイヨシノが並んで咲いています。
土手には菜の花も咲いていて、桜の薄ピンク・菜の花の黄色・空の青・草の緑と、色彩豊かな桜景色を楽しめます。
歩く位置よりも少し下から桜が咲いているため、枝の位置的に桜の花が近くに感じられるのも特徴的です。
(2023年現在、桜を見るための専用駐車場はありません。路上駐車や迷惑駐車などは絶対にしないようにご注意ください)
リバーサイドパークの桜
中伊豆エリア / 伊豆の国市天野444
狩野川リバーサイドパークは、伊豆の国市(伊豆長岡)にある公園で、河津桜やソメイヨシノなどの桜を楽しむことができます。
早咲きで知られる河津桜は例年2月中旬~3月上旬頃に見頃を迎え、芝生の広場(ロックガーデンステージ広場)の周囲に約30本ほどが植えられています。
ソメイヨシノは例年3月下旬~4月上旬頃に見頃を迎え、テニスコートと弓道場の間にある芝生広場と狩野川堤防の間に約20本ほどが並んでいます。
公園には芝生広場や遊具などもあるため、子供連れでピクニックがてらお花見を楽しむこともできます。
また、伊豆長岡温泉からも近くて駐車場もあるため、旅行のちょっとした立ち寄りや散歩にも最適な桜スポットです。
龍源院のしだれ桜
南伊豆エリア / 伊豆の国市三福687-1
伊豆の枝垂れ一本桜の中でも特に知名度の高い龍源院のしだれ桜です。
伊豆の国市(大仁)にあり、例年の開花と見頃は他の桜よりも少し早めの3月中旬~下旬頃に開花~見頃を迎え、満開を楽しめる期間は若干短めと言われています。
この龍源院のしだれ桜は、樹齢約80年と言われ、樹高は約15mと大きな一本桜です。
その大きく開く傘のような枝ぶりと、滝のような枝垂れ具合が見事で、カメラを趣味とする人にも人気の一本桜となっています。
伊豆の一本桜では珍しい電車でのアクセスも可能な一本桜で、伊豆箱根鉄道「田京駅」または「大仁駅」から約2km
/ 徒歩約30分となっています。
(伊豆の国市観光協会の「年間スケジュール
3月」(2024年3月時点)によると、例年、しだれ桜の夜間ライトアップも行っているようです。なお、本年の開催詳細等は未確認のため、伊豆の国市観光協会など関係各所・関連サイト等でご確認ください)
六仙の里の桜
中伊豆エリア / 伊豆市城1041
伊豆市にある六仙の里は、中伊豆エリアの桜スポットとして知られている公園で、例年、見頃の時期には夜桜のライトアップも行われています。
3月下旬から4月上旬頃にかけて楽しめるソメイヨシノのほかにも、早咲きで知られる河津桜・寒桜、枝垂れ桜など、約270本ほどの桜の木があります。
ソメイヨシノの少し前に見頃となる枝垂れの1本桜は、樹状もよく、芝生の緑と晴れた青空をバックに咲く姿がとても素敵です。
公園には駐車場もあり、春の桜だけでなく紫陽花やモミジなど四季折々の花木も楽しめます。
当サイト(伊豆の桜スポット&桜名所ガイド)で掲載中のおすすめの桜スポットです。
桜の写真・地図・駐車場・見頃情報・開花予報などを掲載しています。伊豆にある「有名で人気の桜スポット、おすすめの桜祭り、夜桜ライトアップ、早咲きの桜」なども併せて紹介しています。
(カッコ内は付近の有名温泉地や地名 / ★マークは特におすすめの桜名所 / 見頃は気候等によって変わります)
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伊豆の桜めぐりと温泉地
紹介している伊豆の桜スポットと、その桜の近くにある有名温泉地・人気温泉地を案内しています。
海と山を楽しむ伊豆の旅行案内
伊豆では、一年を通して「海の幸・海の魅力」「山の幸・山の魅力」を「存分に味わえる観光地」です。
春の桜旅シーズンを迎える前や桜が終わった後にも、桜以外の伊豆の魅力も知っていただけると幸いです。